まちかどボランティアセンター犬山
活動を始めたきっかけ
下本町を拠点に活動を広げている団体「まちかどボランティアセンター犬山」の酒井代表にお話を伺いました。
犬山・木曽川・大口の小中学校で教鞭を執られていた酒井代表。定年を1年後に控えたある日、今後どうするのかを考えたそうです。そして、社会貢献として、まちづくりでお役に立ちたいと考え、下本町に事務所を設けたのが2010年のこと。当時下本町商店街はシャッター街で、この状況をなんとか変えたいと協同組合会長に相談したのが始まりでした。
下本町活性化事業のためのイベント等を企画実行し、今では地元の若者が町に戻ってきたり、新たな店舗が営業を始めたりしています。
今その活動は下本町のみならず、犬山市や近郊の市町村にも広がっています。

活動の内容
イベントで下本町を知ってもらう。そこからスタートした活動は多岐にわたります。
2013年、拠点である下本町で「古本ストリート in 犬山下本町」を開催。今も「持ち寄り古本文庫」として継続し収益を義援金として届けているそうです。
同年、下本町を歩行者天国にし「キャラクターフェスティバル in 犬山下本町」を開催したのがきっかけで「昭和のあそびパーク」という活動がうまれました。
「キッズ愛ランド」は「昭和のあそびパーク」から派生したイベントで、地元の農家やコミュニティとコラボして地域を元気にしています。
酒井代表が教師だった繋がりで教員OBで「寺子屋とことん塾」も立ち上がりました。課題を持つ子と接し学習だけでなく、生き方、学び方も大切にしたいそうです。
ご自身の困った体験から「シニアのためのスマホ・サロン会」も始まりました。基本操作はもちろん地図アプリやポケモンGO!に電子決済PayPayなどスマホを使いこなせるシニアが増えています。
不安を安心に変えるサポート体制がすばらしいです。


将来の希望
人との出会い、繋がりでこの活動が出来ていると酒井代表は話されます。
自分でやれる事はあるがその能力は限られている。だったら出来る人に頼めばいい。その時の出会いを繋げてカタチにする。そしてその活動に触発されて自分もやりたいと影響を受ける人がうまれる。色々な人がいて色々な困りごとがある。どんな事でもいいから少しでも役に立てればそれでいい。大きく構えないで普段のままに…。
酒井代表の周りには希望を持った仲間が沢山います。
協働プラザ運営団体の1つとして人と人を繋ぎ多様な人達が活動を通して活きいきとしたまちづくりに繋がることを願っていますと語られ未来は明るいと感じました。

団体情報
団体名:団体名:まちかどボランティアセンター犬山
設立::2011年3月
住所:犬山市犬山字西古券76番地
代表:酒井裕孝
Mail:machikado.vc.inuyama@gmail.com
ブログ:https://m.facebook.com/machikadovolunteer/