みんなのアーカイブ

活動をはじめたきっかけ

教科書に載るような大文字の歴史だけでなく、一人一人の個人的な生活が歴史をつくると考えています。そして20世紀に入り、写真が普及したことで、そうした生活がたくさん記録写真に写されています。でも、世代の交代によって、家庭の写真アルバムはどんどん廃棄されてしまっている。その価値に目を向けることがとても重要だと感じています。

10年前に犬山に引っ越してきましたが、ここ数年の当時の風情ある町が大好きでしたが、城下町の様子が新しく変化はすさまじくしていく中で、過去の記憶街の様子が消失していくことに危機感を覚えました。また、犬山は興味深い場所で、犬山城や城下町以外にも栗栖のような千年村や、大正期の文化遺産など興味深い古墳をはじめ歴史的な場所が多くあるため、犬山の「風土」日常と共にあった歴史や記憶を物語る写真や物語を通じて物を残したいと考えました。

現在の活動

犬山で過去に撮られた記録写真や、日常の生活をとらえた家族アルバム写真や記録をお持ちの方にお話しを伺い、関連ある犬山の日常の歴史を垣間見ることができる場所を取材するなどして、画像や物・場所にまつわるエピソードなどを記事にし、Facebookやnoteにアップしています。

2020年は犬山市犬山文化資料館、栗栖N家、キリン亭、名鉄資料館を訪れ、記事にしています。

今後の展望

生活遺産ともいえる家族アルバムの価値を認め、廃棄される前にその記憶をとどめる方途を探っていきます。

地域の小学校には、かつては地域の知の拠点でした。子どもたちも巻き込みながら、そこに集積されている過去の記憶に目をむける活動も行いたいです。犬山にまつわる貴重な記録や写真が寄贈されていることも多く、小学校と連携して、イベントなどを行い、こども達に伝えることも行っていきたいと考えています。

犬山の日常の歴史を広めると同時に、ますます深めていきたいと思います。過去の「記録」を、単なる資料として終わらせるのではなく、「記憶」にするような活動を行っていきたいと思います。

団体情報

団体名:みんなのアーカイブ
設立:2019年
代表:ミナタニ アキ
ホームページ:https://www.archive4everyone.org

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