IMIカルチャーサークル

代表者の思い

最近、観光都市として注目を集めている愛知県犬山市は、名古屋まで電車で25分という都市部への交通の利便性に加え、郊外には豊かな自然があり、清流木曽川の伏流水がおいしい農産物を生み出してくれます。この犬山市の東部に位置するのが今井地区です。

今井地区は、自然豊かな里山に囲まれた穏やかな場所です。
人口は200世帯ほどの小さな集落で、子育ての環境にも適しており、住みやすい一方で、最近は過疎化・少子化が進み、今後増えるであろう買い物難民の問題など、多くの課題がある地域でもあります。
IMIカルチャーサークル代表の木下美裕己さんは、生まれも育ちもここ今井地区。
育児のしやすさといった今井のもつ自然環境に満足している一方で、自分たちの大切な故郷の現状に危機感を抱いていました。このままではいけない。今井を守っていくために、もっと人口を増やせないか。
2016年、同じ思いを持った子育て世代のママ達で設立したのが、IMIカルチャーサークルでした。当時のメンバーは30代から40代の子育て真っ盛りのママさん14~15名。子供会のメンバーで「何かをやろう!」という声掛けがきっかけで設立。

名前の由来である、“IMI”はローマ字読みのIMAIの頭文字をとった略。そして、子育てママさんが今できることは何?とそれぞれの特技を持ち寄って、講座を開くことを目的に「IMIカルチャーサークル」としてスタートしました。
講座をやる事で、子育ての傍ら僅かでも収入につながる。自分のスキルが役に立つ。今井という地域の中で経済活動が発展すれば、買い物にも困らない。IMIカルチャーサークルは若いママ達が主となり今井の魅力を発信する希望の場所となりました。

代表の木下美裕己さん

活動の内容

現在、IMIカルチャーサークルでは、年間4回ほどのIMIマルシェを定期的に開催しています。新人クリエーターさんの手作り雑貨販売や最近流行りのキッチンカーによる飲食の提供など、出店数は多い時で約20店舗。若い女性主体の賑やかなマルシェを開催しています。メインで企画・運営をするのは4~5名の若いママさん。
開催場所は、今井ふれあいセンターなど。当日の交通整理や駐車場の誘導など、地域のコミュニティーの方やご近所の方のご協力もあり、毎回大盛況。多くの方のご協力でIMIマルシェが実現できていると、改めて実感しているそうです。
設立当初は、講座を主体としていたIMIカルチャーサークル。活動が進む中で、子供達の成長とともにママたちの関わりも変化していきました。
最初に行ったイベント「星見会」は、今井の四季を知ってもらい、今井の良さを発信する目的で開催されました。その名の通り、星空を眺めながら月と星のお話を聞く星見会は、実に107名の参加者に恵まれ大盛況に。

その後もヨガや自然探索などの講座を開催。設立当初から企画していた「IMIマルシェ」と次々新しい企画にチャレンジ。「IMIマルシェ」を開催した際は、今井の場所がわからない!という方が多くいらっしゃって、もっと今井を知ってもらいたい。

そのためには、今井の外にも出よう!と「IMIマルシェ」を、今井の外で開催をするなど、常に走り続けています。現在メイン企画であるIMIマルシェは、今井の人と今井に来てくれた人の交流の場を創り出す場となりました。

IMIマルシェ

将来の希望

こうして地域課題を解決するために活動を続けてきた木下さん。当初からの目的である今井に人が来てほしい。この地域で経済活動を活性化したいという思いは、少しずつ実現しています。
中でも大きな成果となっているのは、西尾市で発達障害の施設を運営している民間団体の今井での新規施設開設です。施設利用者のためのカフェや物販販売も併設される予定で、経済活動の支えになると期待されています。
今井の中で経済が安定すれば、人の流出を防ぐことができ、なおかつ新しい人達が生活の拠点として今井を選んでいただける。まさに、当初からの夢を叶える大きなステップになると思われます。
今井地区のような、過疎化・少子化の問題を抱えた地域は少なくありません。
その地域が持っている資源の魅力を伝えながら、新たな人の流れを生み出していくことは、社会の大きな問題解決につながると思います。木下さんのような活動を支援するための団体の存在が今後求められるでしょう。

団体情報

団体名:IMIカルチャーサークル
設立:2016年10月
住所:犬山市今井小洞45-1
代表:木下 美裕己
Mail:imi2016kinoshita@yahoo.co.jp
facebook:https://www.facebook.com/imi.circle