犬山鍼灸マッサージ師会

たくさんの方に知って欲しい

始まりは、昭和２２年から、、、そして平成２９年に再編成して新たなメンバーを加えて新しい活動を始めました。
マッサージは知られているし利用者も多いけれど、針や灸の名前は知っていても利用する方が少ない。そんな危機感からでした。と話すのは代表の栗木さん。

明治時代は、体調が悪くなると針や灸の民間療法を先に受けて、治らなかったら病院へ行っていました。つまり、薬を飲む前にできることがあるのです。
鍼灸はケガや美容などにも有効なので、その分野が得意な鍼灸師さんを見つけて受診すると、改善していくことを知って欲しいです。

相談会や体験会

現在は、会員数が10名。
コロナ前には、相談会・体験会を3か月に1回。年に３～４回行っていました。
民生委員の方に依頼されて行った体験会のアンケートには
「知らないことが知れて勉強になった」
「セルフケアを家でもやってみたい」
という感想が多くありました。

市民の鍼灸に対する意識が変化することで仕組みも変えていきたいそうです。
また、アスリートや薬の飲めない・飲みたくない妊婦さんに活用される方も多く、
改善できる症状には、五十肩・膝痛・神経痛・むち打ちなどがあるそうです。
※一例です。

活動のこれから。

体験会は今まで学習等供用施設で行っていました。しかし、公共施設では、火が使えないので灸は出来ません。

また、鍼灸師は国家資格であるため広告制限があり、金額を明示ないので、気になる方は、まずは気軽に問い合わせて欲しいのだそう。

さらに、お医者さんやスポーツ指導者・ヨガインストラクター・看護師・寝たきりになりたくない方や介護する方なども集まって前向きな意見交換をして、鍼灸マッサージを知って広めて、犬山でどう有効活用していけるのかを考え、新しい仕組みを作っていきたい。

その結果として、各個人がそれぞれに健康意識の高い「犬山市民」となってもらえるような手助けができれば嬉しいと、スーと背筋が伸びた落ち着いた表情で語ってくれました。