特定非営利活動法人 古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク(ニワ里ねっと) 

【ニワ里ねっと】とは

2010年(平成22年)2月にNPO法人として誕生しました。

きっかけは、青塚古墳史跡公園およびガイダンス施設が、市営から民営委託に変わるのを機に代表の赤塚氏、副代表の服部氏を中心とした発起人メンバーで、施設運営だけの団体に留まらず 犬山・大口を中心に地域の文化遺産をまちづくりに活かせるNPO法人を作ろうとの思いだったそうです。

活動に賛同いただける正会員や賛助会員を募ると同時に、地域の有志の方々と共に地域に溶け込み次世代に繋げていくための活動を精力的にされています。

古墳の草刈りなどの活動は、地元の方との結びつきの意味でも青塚・青塚新町・西楽田団地・一色浦・巾などの町内に回覧でお願いしたり、個人的に声掛けするなどの努力をされています。

現在の活動は

・青塚古墳史跡公園活用・管理業務(楽田地区)

・旧堀部家住宅の利活用事業(木之下城伝承館・堀部邸)

・指定管理者「しだみの里守グループ」の構成員として学芸部門の支援(名古屋市守山区)、および行政などから委託される歴史的な文化遺産の普及啓発業務自主事業としてワークショップ、講演会、散策、本を作るなど年間を通して たくさんの事業を行ってみえます。

理事長、副理事長、研究員さんに加え、考古学専門のサポートスタッフさんの協力や、皆さんが一丸となって多くの事業に注力されていると感じました。

今後の展望は

“文化遺産が見えるまちづくり”を活動理念としている団体ですので、文化遺産を後世に繋いでいくのが重要であり継続していくことが大変であっても大切と考えています。

年間10回程度の子ども向け自主事業をしたり、小学校や地域でのワークショップ(縄文土器作り)も取り組んでみえますが、やはり歴史や文化は福祉などの生活の必須ではないので優先順位は低くなりがちです。

でも、豊かな生活をしていくうえでは、歴史や文化が非常に大切なんだということを伝えていける活動を引き続き行っていくつもりだと熱く話されました。

その為にも、実行部隊として動ける方の参加がもっと増えることを望んでいますと。

そんな“ニワ里ねっと”さんの活動を広めるために、他団体とのコラボや、子どもに伝えられる機会を紹介して欲しいとの希望に応えられるよう、協働プラザの役割を果たしていきたいと思いました。

このインタビューをとおし、団体の活動理念をきちんと持ち、それに沿った活動に日々努力されている姿に感銘を受けると同時に、応援したい気持ちが強まりました。

団体情報

団体名:特定非営利活動法人 古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク
設立:2010年2月

住所:犬山市犬山字南古券272 堀部邸内

代表:赤塚 次郎
Mail:niwa@niwasato.net

ホームページ:http://niwasato.net/home/

 

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