草の根平和活動『すいとんの会』
活動へのきっかけ
日曜日を「読書の日」とし、自宅で子どもに読み聞かせをしていた際、「はだしのゲン」(漫画)や「広島原爆の絵」(老人が書いた手書き)に感心を示す子どもが多く、昭和55年広島に問合せ平和学習の図書貸し出しを開始したことに始まりました。昭和56年には草の根平和活動『すいとんの会』を発足、お金をかけない雑草のような野菜を使い塩味のみのすいとんを味わい、「戦争だけはしない!」を伝え続け平和について語りあう日として夫を始め家族の協力の元、戦争を体験した者としてしっかり伝え続けていきたいという想いが、すいとんという質素な食べ物を通して子どもたちが幸せ感じ、今を大切にして生きてほしい願いからです。
活動の内容
◎依頼がある学校や会場に出向き、すいとんを試食、戦争の虚しさと平和の大切さをお話して、学校の「平和教育」に協力しております。
◎子ども(3歳)の「どうして大人は戦争をしちゃうの?」に心を動かされ、子どもたちの的確な感想を文集に。「宇宙平和賞」と命名し、平成1年から5年ごとに制作、その数は約1,500部となり、広島、長崎の平和資料館にも寄贈し、保存、活用されております。
◎当時の子どもたちから平和を訴えるお地蔵さんを作ろうと提案され、ではどこへ?と希望地を検討した結果 臨渓院(りんけいいん)(犬山城主菩提寺)とのご縁をいただき、折鶴観音(5m)を夫と皆様のご寄付で建立でき、見晴らしの良い高台から『世界平和』を祈念しております
8月15日をすいとんデーと制定登録認定
平和学習
戦争、平和のお話しに 耳を傾ける
すいとんを食べる子ども。今では社会人になり、各方面で活躍されている
絵本出版
45年の想いをこの1冊に。 著者:時の宮 成る実(ペンネーム)
将来の希望「どんな社会的課題に取り組むか」
- 児童の平和教育を中心にする
いじめ、しかと等は小さな戦争です。人生は二度となく、大切な学生時代も二度とない。食べられこの平和な学生生活の中でいじめ、しかと等している時間はない。最後には死に至る正に小さな戦争です。こんな悲しく残念なことはゼロにしたい。
- 戦後の苦労をしっかり話す
子どもが一人前に働かなければならず、学校にも充分に行くことができず、食べる物もなかった。
- 大変な時も頑張り命を大切にする
これから先一番大切な問題です。命は二つない。苦労の上に尊い命は守られ育つ。宇宙の宝である幼児の教育は、この世で一番大変で一番大事で尊い仕事。若い保護者の方にも共鳴。立派な親になれるのです。頑張ってください。お願いします。(代表 記)
団体情報
団体名:草の根平和活動『すいとんの会』
設立:昭和56年
住所:犬山市大字前原字向屋敷95-33
TEL&FAX:0568-62-3346
代表:時々輪 齊子