2021年度 国宝の街 犬山ボランティアのつどい 取材レポート

2021年度 国宝の街 犬山 ボランティアのつどいが、犬山市民交流センターフロイデで開催されたのでお邪魔してきました。

28団体 4個人 700人を超える方々が所属する「犬山市ボランティア連絡協議会」
コロナ禍で昨年はつどいの開催ができなかったけれど、やっとの思いで今年度開催。今回のつどいを機に活動を見直し、発展させ、課題解決の一助になれるようみんなで頑張りましょう!と冒頭に会長の上垣外さんからお話がありました。
来賓からは、「地域でこれまで活動されていた皆さんのおかげで活性化していた。当たりまえのことではなく、ありがたいこと。今後も一緒に頑張りましょう」「市議の中にも手話や清掃活動、被災者支援を行う人が居ます。自分のできる範囲内で頑張りましょう。」「自分とは違う人への思いやりが大事。自分とは違う人とは…自分以外のすべての人の事」などと話されていました。


このつどいでは毎年、このように手話サークルや要約筆記サークルの皆さんがサポートされていて、みんなにやさしく開催されています。

今年度は、「がんばりすぎるあなたのために」~巻きコミュニケーションのススメ~と題し、講師は協働プラザのフューチャーセッションや昨年のシンポジウムでもおなじみの加藤武志さん(以下:タケゾー)でした。
活動の最先端で活躍する皆さんにエールが送られました!

人は「正しいからではなくおトクだから動く」ということ、行政という機能の成り立ち、また新たな公共という考え方などについてお話されました。

そして、私たち協働プラザの名前にもある、この「協働」についても考えました。
犬山市では協働を
「市民、議会及び行政が、目的を共有し、それぞれの役割及び責務のもと、お互いの自主性や自立性を尊重し、補完しながら協力することをいいます。」
としています。
なかなか難しいですよね。
それをタケゾーは一言で表してくれました。

「ONE TEAM」

会場中の皆さんが大きくうなづいていらっしゃったのが印象的でした。市章を使って見せているのもさすがです!
色々な事例を聞かせていただきながら、協働について理解を深めていく中で印象的だったのは、それぞれの会社が作るキャッチフレーズ。

お口の恋人「〇ッ〇」
ココロも満タンに「○○○石油」

等、覚えようともしていないのに、皆さんの耳にしっかり残るフレーズですよね。
こういうキャッチフレーズが皆さんの団体にもあったらどうでしょうか?
思わず考えてみたくなりませんか?

 

今日の参加された皆さんは、今頃ご自身の団体のキャッチフレーズを考えていらっしゃるかもしれませんね。
終わってみて、始まりこそ背もたれにもたれて話を聞いていた方々も、時が流れるにつれて前のめりになり、しだいにメモしていらっしゃる方を目の当たりにし、「気づき」や「変化」の瞬間を見た気がしました。

 

ボランティア連絡協議会の皆さん、講師のタケゾーさん、本日お邪魔させていただきありがとうございました!